2022.6.27

iOSDC Japan 2022 で Single App Mode や Guided Access について講演します

今年もiOSアプリ開発者のための祭典 iOSDC Japan 2022 が9月10日-12日の3日間で開催されます。今年は直近2年のオンライン開催と異なり、オンライン・オフラインでの同時開催だそうです。

この iOSDC2022 に、一昨年昨年と同様に本ブログのメインライター@oishiが登壇させて頂くことになりました。9月12日 10:15-10:35 の20分間のトークとなっています。今回のテーマはこちら

iOS端末を専用端末化(いわゆるキオスク端末利用等)して使いたいと思った時に、採用を検討できる技術を3つ紹介する予定です。今回で登壇させて頂くのは3回目ですが、年を経る毎にテーマが尖っていってる感じがしますね(笑)


(とある店舗で設置されている注文専用iPadと専用アプリ)

今回は一般的な業務利用と違った特殊用途向け。

ひとことに「HOME画面を禁止」と言っても使われる場面は色々あるんですよね。例えば、

  • 商業施設に設置するiPadで施設案内アプリだけ動く状態にしたい
  • 現場検査用の専用端末としてフィールドエンジニアにiPhoneを持たせて検査用アプリだけ動かしたい
  • 博物館で来館者に一時貸与するiPadで展示物解説アプリだけが動いてる状態にしたい

とかとかです。使われるシーンが変わると要件も異なります。基本的にどんな要件でも応えられるよう、iOSには3種類の専用端末化機能が備わっています。


(準備中の資料より。左2つがiOS6で登場。右端のものが後から搭載された)

よく知られているのは最初の2つですが、実は両者とも「帯に短し襷に長し」で使い所が限られてるんですね。そこで新たに登場したのが3つ目。ですが、メチャクチャ強力で便利なのに余り知られてなかったりして3種3様です。

トークでは3つのモードのメリット・デメリット・条件や制約を比較しながらご紹介する予定です。一部 Swift のコードもあったりして、実際に動くDEMOもご覧頂きます。


(DEMO用のサンプルアプリ。ASAMとは…)

本トークを聞いて頂くことで、「HOME画面を見せたくない」とお客様に要望された場合に戸惑う事がなくなり、ヒアリングポイントも把握できると思います。宜しければ是非ご参加下さい。

 

以上、iOSDC Japan 2022 でのトークのお知らせでした。有償のイベントになりますが、他にも沢山の興味深いトークがあってアプリ関係者全てに有用なテーマが詰まっていると思います。是非ご検討下さい。筆者自身も当日を楽しみにしています。

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